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WBC2023の大会ルールは?日本プロ野球との違いや球数制限も

2023年3月にいよいよWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催されますが、今大会には日本球界とは異なるルールがあることをご存知でしょうか。

ピッチャーには1試合ごとの球数制限があり、延長戦ではタイブレーク方式の導入とメジャーと同じ形式となるんです。

また日本では高校野球が延長戦13回からタイブレークが導入されていますが、WBC2023では10回からの採用と、日本プロ野球の試合とは異なる点もあります。

ここではまもなく開催されるWBC2023の大会ルールや、日本プロ野球との違いについて紹介していきます。

目次

WBC2023の大会ルールは?日本プロ野球との違いや球数制限も

WBC2023は3月7日から3月21日の間で行われ、プール毎の予選からスタートします。

世界各国からスター選手が集まり、野球世界一を決めるわけですが、どのようなルールが採用されているのでしょうか。

今大会のルールは2017年の全大会と大きな違いはありませんが、ピッチャーについては、いわゆる「大谷ルール」が採用されていて、先発投手が指名打者を兼務でき、投手として降板した後も指名打者として出場が可能に。

またワンポイントリリーフは禁止となっており、投手は打者3人かイニング数量まで投げる必要があるというのが日本の野球ルールとの違いでしょう。

他にも球数制限があり、1次ラウンドは1試合65球まで、準々決勝は80球で、準決勝以降は95球までと投球数が決められています。

[ピッチャーのルール]

  • 大谷ルール採用
  • ワンポイントリリーフ禁止
  • 球数制限あり

また延長戦はタイブレーク制で、10回からは無死2塁からはじまるということ。

前回の大会との違いは前回は11回からだったのに対して、今回は10回からと決着が早くつく形が取られています。

[WBC2023のタイブレーク制ルール]

ノーアウト・二塁からスタート

リプレー検証については『準々決勝までは1度』『準決勝以降は2度』要求ができるそうですよ。

この2023年WBCのルールは2月7日に発表されましたが、一部ではメンバー決定前に発表すべきだという声も挙がっているようです。

WBC2023の大会ルールは侍ジャパンにとって不利?

さて、WBC2023の大会ルールをご紹介しましたが、侍ジャパンにとっては不利になることはあるのでしょうか。

個人的には「大谷ルール」があるのは、大谷選手がいる日本にとってはとても有利なルールと言えるでしょう。

大谷ルールは日本の為のルールといっても過言ではありませんし、大谷選手の実力が存分に発揮できる嬉しいルールですよね。

不利という意味では、ワンポイントリリーフの禁止というのは日本に取っては厳しいものになるかもしれません。

日本は緻密な野球をしていますし、相手のバッターに対して、弱点を突くという意味では、その相手だけに対してのスペシャルなピッチャーを用意する事も十分考えられます。

しかし、ワンポイントリリーフが禁止で、最低でも打者3人に投げなければならないとなれば、左バッターだからといって、左ピッチャーを起用するというようなことは出来なくなります。

これは打順にも影響すると思われ、ワンポイントリリーフができないのであれば、右・右・右や左・左・左などと右打席や左打席で並べるのではなく、右・左・右と打順を並べた方が、戦略的に有効となるのではないでしょうか。

他には球数制限などは前回と変わりませんし、多くの素晴らしいピッチャーがメンバー入りしていることから、期待が高まりますね。

WBC2023の大会ルールは?日本プロ野球との違いや球数制限もまとめ

ここではWBC2023の大会ルールについてご紹介しました。

日本のプロ野球との違いと言えば、球数制限の違いやワンポイントリリーフ禁止などが採用されていることでしょう。

ただ、WBCルールはどのチームにも適用されるわけですし、緻密な日本の野球には勝手が悪いところはあるものの、不利という事はないのではないでしょうか。

3月9日のプールBの日本初戦でどの選手が登板するのか楽しみですが、今大会には国内外の人気選手が結集していることから、全試合大変盛り上がりそうですね。

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