顎木あくみさんの小説『わたしの幸せな結婚』の実写映画が、3月17日(金)にSnow Manの目黒蓮さん主演で公開されます。
この『わたしの幸せな結婚』はその人気からコミカライズされ、テレビアニメ化も決定していますが、原作の小説は既に完結しているのでしょうか?
そもそもどんな話なのかよく分からない、という人もいるかもしれません。
そこで今回は映画『わたしの幸せな結婚』の原作である小説の情報と、大まかなあらすじや何時代の話なのか、そして小説と映画の違いについてご紹介します。
「わたしの幸せな結婚」小説は完結してる?何巻まである?
元々『わたしの幸せな結婚』は誰でも小説を投稿できるポータルサイトの「小説家になろう」で連載されていたものでした。
つまり、連載開始当初は完全無料で読むことができていたんですが、ある日作者の顎木あくみ(あぎとぎ あくみ)さんのアカウントがBANされてしまった為に、顎木さんの掲載していた小説も全て削除されてしまったんです。
その後他のポータルサイトに再掲する、と顎木さんは言っていましたが、2023年2月現在小説の再掲は行われていない状態のまま。
恐らく書籍化などされたことで、無料で読めるポータルサイトなどに掲載することができなくなったのでしょう。
書籍は現在第6巻まで発売されており、お話自体はまだまだ続いている状態、すなわち完結はしていません。
第7巻の発売に関してはまだ未定ですが、第6巻が2022年7月15日に発売されたことから、今年の7月15日頃には発売されるのではないかと予想されています。
「わたしの幸せな結婚」は何時代の話なの?あらすじは?
『わたしの幸せな結婚』は時代としては明治・大正期の日本をベースとした架空の世界での物語となっています。
あらすじとしては、『特殊な能力【異能】を受け継ぐ家系である斎森家の長女として生まれた斎森美世(さいもり みよ)は、 【異能】を持たずに生まれてきた為に継母や義母妹から虐げられ、使用人のような扱いを受けて育ちました。
それゆえに名家の長女でありながら自尊心も自身もない美世は、ある時義母妹の香耶(かや)の婚約を機に冷酷無慈悲な軍人・久堂清霞(くどう せいか)の元へ嫁入りを命じられます。
数多の婚約者候補たちが3日も持たずに逃げ出していったという悪評高い清霞の元へ嫁いだ美世は、逃げたくても逃げかえる家もなく、日々清霞の世話をし続けます。
そうしているうちに、美世は清霞が冷酷な人間ではないことに気づき、清霞は美世が今までの婚約者候補たちとは違うことに気づき、お互いに関心を持つようになり、徐々に2人の距離が近づいていきました。
そして美世は清霞と少しの時間でも一緒に過ごしたいと願うようになっていきます。』
美世は果たして清霞と幸せになることができるのか?
心を閉ざした若きエリート軍人・清霞と、家族に使用人同然に虐げられてきた少女・美世の政略結婚から始まる和風シンデレラストーリーです。
「わたしの幸せな結婚」小説と映画の内容は同じ?
小説が原作の実写映画ということで、気になるのは小説と映画の話に違いがあるのか、という点ですが、話のベースこそ原作に沿ったものになりますが、今の所分かっている大きな違いが1つあります。
それは主人公の視点が、小説では美世なのに対し、映画では清霞が主人公の視点で話が展開していくというところです。
この点に関して、原作ファンの方たちからは批判的な意見が多く出ており、そもそも映画化に反対している人もいます。
また、原作が完結していないこともあり、映画のラストがどうなるのか心配する声もありました。
続編に繋げる形で終わらせるのか、今作のみで完結するラストになっているのかはまだ不明ですが、どちらにしても映画オリジナルのラストになりそうに思います。
映画の制作時期的に小説の第4巻か第5巻ぐらいまでの話になりそうですし、第5巻のラストに関してはかなり次が気になるようなラストになっているようなので、映画ではどうやってまとめるのか注目したいところです。
今作はキャスト発表の時点で賛否両論の意見がかなり巻き起こっており、実写映画化は認めない!と言い切ってしまっている人もいるくらいなので、公開後どんな評価が下されるのか見守っていきたいですね。
ただそれくらい熱烈なファンが多いということですし、映画は公開前からすでに注目されるので、ヒット作になることは間違いないのではないでしょうか。
「わたしの幸せな結婚」小説は完結してる?何時代の話なの?まとめ
今回は映画『わたしの幸せな結婚』の原作小説の情報や、話のあらすじ、そして映画と小説の違いについてご紹介しました。
美しい世界観の中で展開されていくお話の中で、映画では【異能】の力をどう表現しているのかが気になります。
また、今作はコミカライズもされていますので、原作が気になった方はぜひマンガ版もチェックしてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。