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映画プリティウーマンのホテルやロケ地は?赤のドレスのブランドも

「金曜ロードショー」でリクエスト企画として放送されたりと人気の映画『プリティウーマン』ですが、現代版シンデレラ・ストーリーとして、劇場公開から30年以上が経った今でも知らない人はいない名作ですよね。

そんな本作と言えば豪華なホテルやショッピングの風景、そして主演のジュリア・ロバーツ演じるヴィヴィアンの衣装も有名ですが、これらは一体どこで撮影されたものなのでしょうか?

今回は映画『プリティウーマン』に登場したホテルやロケ地、ヴィヴィアンが着ていた赤いドレス衣装のブランドについて紹介していきます。

目次

映画プリティウーマンの撮影ホテルは?

『プリティウーマン』で印象的な場所と言えば、リチャード・ギア演じるエドワードが滞在していた豪華なホテルですよね。

こちらのホテルは外観こそ実在するホテルを利用していますが、2人が過ごしたペントハウスの部屋などといった内装はディズニースタジオ内に作られたセットだったんだそうです。

ホテルの外観として使われたのは、「リージェント・ビバリー・ウィルシャー」というホテル。

現在は「ビバリー・ウィルシャー・ア・フォーシーズンズ(Beverly Wilshire, a 4 Seasons Hotel)」という名前に変わって営業しています。

このホテルがあるのはアメリカ西海岸に位置するロサンゼルスのビバリーヒルズです。

1928年にオープンした老舗の高級ホテルで、映画に出てくるロビーなどとは違いますが、こちらもまた豪華な内装の様子。

宿泊料金は閑散期のダブルルームを1室1泊大人2人利用で15万円弱~(手数料込)、トップシーズンになると同じ部屋でも同様の条件で1泊31万円(手数料込)になるなんてこともあります。

確認できた中で一番高いスイートルームだと1泊230万円~なんてものも。

映画に登場したお部屋はありませんが、興味がある方はBooking.comなどから予約ができるようなのでチェックしてみて下さいね。

「プリティウーマン」ヴィヴィアンのアパートロケ地はどこ?

実はヴィヴィアンが住んでいたアパートもホテルなんです。

こちらは「ラス・パルマス・ホテル(Las Palmas Hotel)」で、かなりリーズナブルなグレードのホテル。

看板の色味などが映画の当時とは変わってしまっているようですが、それ以外の外観はそのまま残っていて、宿泊料金は1泊2名利用で13000円~とかなりお安く、夏のトップシーズンでも23000円ほどで宿泊することができちゃうんです。

映画ファンからは聖地として人気なようですが、ホテルのグレードとしてはかなり低く、寝泊まりするだけでいいという人が多く利用しているようですよ。

映画プリティウーマンのロケ地/ショッピングシーンはどこの街?

『プリティウーマン』の舞台がロサンゼルスということで、ロケが行われたのもロサンゼルス市内がほとんどです。

まず、2人が出会った場所はハリウッド大通りの超有名な歩道である「ウォーク・オブ・フェイム(ハリウッド名声の歩道)」。

ハリウッドスターや世界的歌手などの名前が刻まれた通りで、ハリウッドと言えば!という定番のスポットですよね。

そして2人がビジネスディナーへと赴き、ヴィヴィアンがエスカルゴを飛ばしたレストランは「レックス(REX)」という高級イタリア料理店でした。

現在はダウンタウンへ移転し「シカーダ(Cicada)」と店名を変えており、エスカルゴもメニューからは消えてしまったようです。

次に気になるのはオペラ鑑賞していた場所ですが、あちらは外観はロサンゼルスの自然史博物館で、内装はセットを組んで造り上げたそうです。

外観に使われた自然史博物館は近くにバラ園が併設されており、地元住民に人気のスポットになっているんだとか。

最後に、やっぱり『プリティウーマン』と言えば紙袋をいっぱい抱えたショッピングシーン!

このショッピングをしていた場所はビバリーヒルズのロデオドライブという場所で、超高級ブランドが軒を連ねる世界一とも謳われるエリアです。

先ほどご紹介した「ビバリー・ウィルシャー」もこのエリアにあり、カルティエやエルメス、シャネルなどのハイブランドが通りを埋め尽くしている場所。

その中で実際に『プリティウーマン』の撮影に使われたのは、ロデオドライブからは1本入った通りにあるセレクトショップの「ブルミーシュ」というお店です。

映画では高圧的な店員に1度ヴィヴィアンが追い出されたりしていましたが、実際のお店はすごくフレンドリーな店員さんがいて、丁寧に接客をしてくれる素晴らしいお店なんだそうです。

映画プリティウーマンでヴィヴィアンが着た赤のドレスのブランドは?値段はどれくらい?

『プリティウーマン』で印象的な衣装と言えば、この真っ赤なイブニングドレスですよね。

このドレスが素敵すぎてどこに売ってるのー!と当時探し回った人もいたんじゃないでしょうか。

実はこちらのドレスは完全オリジナルの品で、映画の担当衣装デザイナーだったマリリン・ヴァンスによってデザインされたものなんだそうです。

つまり、どこかのブランドの物ではなく、値段も付けられていない一点ものだということ。

ただ、この映画の人気も相まってドレスの価値はかなり高くはなっているようで、2014年にはイギリスにあるビクトリア&アルバート博物館に展示されました。

こちらの博物館では美術品だけでなく、工芸品やデザインの素晴らしいもの、そして歴史上の人物が着ていたとされるドレスまで展示されているんです。

そんな中に展示されるなんて、とんでもない価値を感じますよね。

それにプラスして、エドワードがヴィヴィアンにつけた豪華なネックレス。

ヴィヴィアンがネックレスに触ろうとした瞬間にパンッとケースを占めて驚かせるシーンが印象的ですが、実はこのネックレス超高額な逸品で、その価値は当時の金額で25万ドル、日本円で約3400万円!

こちらはフランスのブランドの「フレッド(FRED)」のもので、撮影中は常に盗難防止の為にガードマンが付いていたんだそう。

最近このネックレスから着想を得た「プリティウーマン・コレクション」として似た形のネックレスがフレッドから発売されたようなので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

映画プリティウーマンのホテルやロケ地は?赤のドレスのブランドもまとめ

今回は映画『プリティウーマン』のロケ地や印象的な赤のドレスについてご紹介しました。

映画を見たことがなくてもタイトルは知ってるという人も今では多いと思いますが、今回の金曜ロードショーを機会に名作をしっかり観てみるのもいいかもしれませんね。

今では考えられないような豪華な上流階級の世界を覗き見してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。

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