アメリカ合衆国のプロボクサ-・スティーブンフルトン選手は現在WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者ですが、井上尚弥選手のスーパーバンタム級転向後、初の対戦相手候補として話題になっていましたが、試合が正式に発表されましたね。
この対戦はフルトン選手の陣営は井上尚弥選手との試合や日本で試合をすることに反対していたにも関わらず、フルトン選手は押し通した形で決定しているんです。
フルトン選手は2団体の王者であり、かなり強いことは明らかですが、ある情報では井上選手を相手にすると何もできないのでは?という話も。
そんなフルトン選手は一体どれぐらい強いのか、過去の戦績やPFP(パウンドフォーパウンド)も気になります。
今回はスティーブンフルトン選手の強さや戦績、そしてPFPやファイトマネーについて調べてみました。
スティーブンフルトンの強さや戦績/PFPは?
スティーブンフルトン選手は12歳の時にボクシングを始め、20歳の時にプロデビューした現在28歳で、井上尚弥選手の一歳年下になります。
アマチュア時代は75勝15敗とそこまで頭角を表していた選手ではないようですが、プロデビュー戦ではイサック・バジャー選手相手に2回TKO勝ち。
2019年にIBO世界スーパーバンタム級王者を獲得し、2021年にはWBOの王者へと上り詰めました。
このWBOタイトルマッチの相手アンジェロ・レオ選手は本来は1年前にフルトン選手と対戦する予定でしたが、フルトン選手の新型コロナウィルス感染によって、別選手と対戦することとなり、勝利したレオ選手が王者となっていたんですよね。
その後2021年にWBCの王者となったことで2団体統一王者となり、防衛にも成功しています。
今回井上尚弥選手との試合が決定する前、2021年に対戦して勝利したフィゲロア選手との試合が決まりかけていたにも関わらず、フルトン選手は相手国である日本へ行きスターを倒すことが今の自分には必要なことだと井上選手との一戦を選択。
この試合にかけるフルトン選手の気持ちは相当なものでしょう。
フルトン選手のプロになってからの戦績は21戦21勝(8KO)で無敗で、身長が169cmなのに対しリーチが179cmとこの階級としては長身であり、長リーチが特徴。
ジャブと鋭い右ショートを放つカウンター型で、KO数は少ないですが、パワーと正確なパンチが持ち味で、技術がある選手と言われています。
そしてPFPはザ・リング誌の最新情報ではスーパーバンタムPFPで1位と評価されていますが、井上尚弥選手はザ・リングとESPNでPFP2位と評価されているんです。
本当にこの二人が対戦したらどうなるのか、5月7日の試合は予想がかなり盛り上がりそうですね。
スティーブンフルトンのこれまでのファイトマネーは?
スティーブンフルトン選手はWBO/WBCの統一世界王者で、ファイトマネーも高額が予想されますが、どれくらい稼いでいるのでしょうか。
あまり情報はありませんが、フルトン選手がローマン選手との試合(2022年6月WBC/WBO防衛戦)の時のファイトマネーは50万ドル(約6,750万円)と言われています。
意外と少ない感じがしますが、フルトン選手と井上尚弥選手の対戦では、ファイトマネーもかなり跳ね上がるようで、日本円で3億円以上になるという予想もあります。
ただフルトン選手はそれよりも、スター選手である井上尚弥選手を倒し、自身が伝説となることを何より望んでいるんでしょうね。
スティーブンフルトンの身長体重プロフィールは?
- 本名:スティー分・フルトン・ジュニア
- 生年月日:1994年7月17日(28歳)2023年2月現在
- 出身地:アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィア
- 身長:169センチ
- 体重:55キロ
- リーチ:179センチ
フルトン選手はアマチュア時代が長く、その頃から今のスタイルを確立していたと考えられ、KOは少ないですが、パワーよりもテクニック、防御に優れている選手だと言われています。
フルトン選手は階級を上げると以前明言していましたが、井上選手との試合が終わってから…となりそうです。
スティーブンフルトンの強さや戦績/PFPは?ファイトマネーもまとめ
スティーブンフルトン選手はWBC・WBO世界スーパーバンダム級統一王者で、パワーよりも技術がある選手と言われています。
プロ転向後、22戦22勝無敗と勝ち続けており、PFPもかなり上位に評価されています。
ファイトマネーはまだ億超えではないようですが、井上尚弥選手との対戦では3億に達すると言われています。
PFP2位の井上選手のスーパーバンタム級初の試合ということで大変注目を集めるでしょうし、フルトン選手の技術力も楽しみですね。